卒業論文提出!

2024年1月31日

先週の修士3名に引き続き,本日4年生3名も卒業論文を提出しました!初めての研究および論文執筆ということで,慣れない部分も多く大変だったと思いますが,最後までやり切ってくれたように思います.来週には最終審査会を控えているので,一息つきつつも,そこで1年間の研究成果を上手く伝えられるよう頑張ってください!

b4_submission2024.jpg

[中村]

 | 研究室生活(主に学生より)

修士論文を提出しました!

2024年1月23日

本日,長谷川,江橋,Leeの3名が修士論文を提出しました!

master_submission2024.jpg一息つきつつ,一週間後の最終審査会に向けてスライド作りや発表練習も頑張ります!

[長谷川]

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ウィーン滞在報告by中村

2023年12月20日

ウィーン訪問中の中村さん(M1)からの中間報告です.

M1の中村です.9月から,オーストリアはウィーンのウィーン天然資源大学(English: The university of Natural Resources and Life Sciences, German: Universität für Bodenkultur Wien(以下,BOKU))にありますIVeに3か月間お邪魔して,VR自転車シミュレーターを用いた,道路デザインの自転車走行快適性評価に関する研究のため,VR自転車シミュレーターを使用させていただいております.

これまでの2か月間は,VRシミュレーターに関する勉強と,VRシミュレーターでの実験の準備として,日本の道路デザインの3Dモデルを1から作成してきました.ちょうど先日,参加者を募集して実験を始めました.年末の帰国までに,少しでも多くのデータを集められるよう,努めております.

IVeは,オーストリア政府の気候変動対策・エネルギー省の傘下で研究を行う30名ほどの大きな研究室です.BOKUは,ウィーンの北西端のあたりに位置し,研究室の窓からは巨大なワイン用の果樹園のある丘を眺めることができ,研究に疲れた時はよく窓の外を眺めます.福田研の部屋の窓からは何も見えないので,この綺麗な景色がとても嬉しいです.

ウィーンでは,先月から各広場でクリスマスマーケットが始まり,クリスマス一色の街並みになっています.BOKUのキャンパスの目の前の大きな公園でもクリスマスマーケットが開かれています.ウィーンの中心にある市庁舎のクリスマスマーケットは歩きまわれないほど混雑していますが,キャンパス前のクリスマスマーケットは,地元の人でにぎわい,また違った良さがあります.

もう滞在も残りわずかですが,成果を日本に持って帰れる様最後まで気を抜かずに頑張ります.wien_nakamura1.jpg wien_nakamura2.jpg[中村]

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Salsaさんのご来室

2023年12月9日

先日12月7日,研究室卒業生のSalsa(Salsabila Panji ARUM)さんが研究室を訪問してくれました.ご主人の日本への留学に伴い再来日されたそうです.今後の共同研究等の可能性について,福田とディスカッションをしました.Welcome Back!Welcome_Salsa.jpg

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岡村杯優勝!

2023年11月30日

今年も「岡村杯」の季節となりました!岡村杯は,社会基盤学専攻の研究グループ対抗で行われるソフトボール大会です.okamura_cup2023.jpg昨年はまさかの予選敗退と悔しさの残る結果でしたが,今年は我々の学年として最後の岡村杯ということで,研究室の垣根を越え一致団結して試合に臨みました.

決勝では,予選で一度敗れたB3チームを相手に,最終回2アウトまで追い込まれながらも逆転サヨナラ勝利を収め,見事優勝することができました!個人的にもB3から参加し続け,4年目で初優勝と,有終の美を飾ることができました.この優勝で得た勝利の余韻を胸に,残り2か月となった研究室生活でも有終の美を飾れるように頑張ります!

[長谷川]

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沖縄の貧困と交通に関する調査

2023年11月9日

 B4の上町剛志です.私は「沖縄の貧困と交通」をテーマに卒業研究に取り組んでいますが,この度その一環として沖縄に3週間滞在し,ヒアリングを中心とした調査を行いました.また,滞在中は琉球大学工学部の神谷研究室に席をおき,神谷大介先生や研究室メンバーの皆様に多大なるご協力をいただきました.

ヒアリングでは,行政の立場で交通計画に取り組む方々,福祉の立場で生活困窮者を支える事業に取り組まれている方々,車を持たずに生活されている母子世帯の方々など,テーマに関連する幅広い層にお話を伺うことができました.車社会と言われる沖縄で生活困窮世帯が移動に関して困っている実態,それに伴う活動の制約や,現状行われている経済的な支援・移動に関する支援とその限界などについて知り,貧困・交通の問題の根深さについて考えさせられました.

今回の調査で得られた内容を精査しながら,追加で分析・文献調査を行って卒業論文としてまとめていきます.すべての県民のより良い暮らしに貢献できる交通計画に繋がるよう,声を届けるための契機となるような論文にしたいと考えています.

神谷先生,神谷研究室の皆様,ヒアリングにご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます.皆様とまたお会いできる日を心待ちにしております.OkinawaBus.jpgOkinawaHighway.jpg

[上町]

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ヒアリング調査@上士幌町

2023年10月24日

長谷川です.私の研究テーマである「二地域居住」に関連し,北海道上士幌町にて二地域居住を行っている方や,これから移住・二地域居住を行うために居住体験をされている方に対し,ヒアリングを行いました.二地域居住の本質的なメリット・デメリットや,実際に二地域居住を始める際の障害について,異なる背景を持った複数の方々から伺うことができました.kamishihoro1.jpgまた,ヒアリング調査を進めつつ,私自身上士幌町の移住体験制度を利用し,2週間上士幌町体験住宅にて滞在させていただきました.ヒアリング内容とともに,今後の居住地選択モデルの定式化に大いに役立てる予定です.

上士幌町は自動運転バスの運行で有名です(今回もそれがきっかけで訪問させていただくことになりました)が,他にも無人コンビニやドローン配送など非常に先進的な取り組みを行っている自治体です.今回の経験は,人口減少が進む地方部の将来像として,良い面悪い面含め多くのことを考えさせられるきっかけになりました.

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自動運転バスの車内の様子

かみしほろコンシェルジュの井田様,若藤様にはヒアリングのサポートを始め,大変お世話になりました.この場をお借りしてお礼申し上げます.

[長谷川]

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金沢大学からのご訪問

2023年10月6日

今週1週間,金沢大学修士2年の中川さんが弊研究室に来てくれています.自己紹介文を書いてくれたので,こちらで掲載させていただきます!(以下中川さんより)

金沢大学から来ました中川です.指導教員の壇辻先生を通じて福田先生にご招待していただき大変嬉しく思っております.約1週間の間滞在させていく予定です.
福田先生および学生の皆さんには,初日から馴染みやすい雰囲気を作っていただき大変感謝しています.また先日のゼミでの私の研究発表に対しては,細部までご質問やご提案をいただき大変有意義な時間になりました.この内容を持ち帰りこれからの研究に活かしていきたいと思います.残りわずかな期間ですがよろしくお願いします.nakagawakun.jpg

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第22回行動モデル夏の学校

2023年10月3日

9月18日から20日にかけて,行動モデル夏の学校が本郷キャンパスとオンラインのハイブリッド形式で開催されました.今年も当研究室から,M1とB4の4名で参加しました.

今年の分析では,交通手段選択モデルを作成したうえでモデルをテストデータに当てはめ,モデルに当てはまらない人の特徴を分析することに挑戦しました.3日間少し苦戦しながらでしたが,エスキス等で先生方に頂いたアドバイスを参考にしながら,4名で力を合わせて結果を何とか出せるように奮闘し,夏の学校を通して行動モデルについて知識を深めたのはもちろんの事,メンバーの親睦を深める機会にもつながりました!

結果として賞には届きませんでしたが,発想や試みを先生方から評価して頂くことができました.私事ではございますが,福田研では例年M1とB4が参加するので,私にとってはこの夏の学校が2回目にして最後の機会でした.3日間学校にこもって行動モデルに集中するこの期間に,たくさん学習の機会を頂いたことは言うまでもなく,知識を深める良い経験となりました.ありがとうございました.bmss2023.jpg[中村]

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修了式 & Chee Yungさんより

2023年9月26日

9月22日(金),本郷キャンパスにて大学院の卒業式が行われました.KrittanaiさんとChee Yungさんが修士課程を修了しました.Krittanaiさんは,日本語クラスの賞である西野章代賞の表彰も受けました.krittanai_graduation.jpgcheeyung_graduation.jpgKrittanaiさんは10月以降も研究室に残り,博士課程へ進学します.Chee Yungさんは卒業にあたって日本を去ることになりました.以下,Chee Yungさんからです(原文は英語ページ参照).

 

こんにちは,Chee Yungです.時が経つのは早いもので,私はついに東京大学を卒業しました.この2年間は,挑戦と成長,そして忘れられない思い出でいっぱいの素晴らしい旅でした.
最初の学期は,COVID-19による渡航制限のため,オンラインで授業や研究室ゼミに参加しなければなりませんでした.先生も学生もみんな親切で,さまざまな形で助けてくれましたが,物理的な交流ができないことは大きな課題でした.幸いにも2学期目には日本に到着でき,東京大学のみんなと直接交流できる旅の始まりとなりました.授業やプレゼンの準備は忙しかったですが,みんなと会い,日本の習慣を日々発見するのはとても楽しかったです.
東京大学での日々を終えるにあたり,私は指導教官の福田先生に心からの感謝を伝えたいと思います.特にパンデミックの真っただ中では,学術的なことだけでなく,日常生活や経済的なサポートまでしてくださいました.さらに日本滞在中,私は何度か失敗をしましたが,寛容に受け入れていただいたおかげで,私は安心して学び,成長することができました.このことは,私にとって研究をやり遂げるための大きな自信になりました.
さらに,幸運にも私はLIISのメンバーになることができました.私は日本の習慣をあまり知らず,日本語も得意ではなかったため,来日当初は不安でいっぱいだった.しかし,LIISのメンバーはみんな,非常に歓迎的で友好的でした.数多くの飲み会や,研究室旅行,鍋パーティー,花火大会,スキー,野球観戦などの様々なイベントを通して,私は徐々に日本の生活に適応し,毎日がより明るくなり,日本で過ごす時間がより楽しくなっていきました.今では彼らのことを日本で一番の親友と思うようになりました,一緒に過ごした日々の思い出は間違いなく私の宝物です!
研究に関しては,首都圏の鉄道ネットワークにおける旅客数を予測するため,時間動学的効果や,複数の鉄道会社の存在,異なる運賃制度,直通運転といった鉄道ネットワークのさまざまな特性を考慮した,semi-dynamic link-based transit assignment moelを開発しました.研究の過程で,私はいくつもの困難に遭遇し,失敗もしてきましたが,今ではこうした挫折も研究では当たり前に生じる過程だと思います.実際,これらのミスは,研究を大いに発展させ,研究の立ち位置をより強固にする貴重な機会となりました.”to err is human (過つは人の性) “ということわざがあるように,間違いを恐れず揺るぎない姿勢でい続けることの重要さを,身に染みて感じました.
本文を締めるにあたり,この2年間は日常生活においても研究においても,困難の連続でした.しかし,幸運にも日本滞在中,多くの方々からサポートをしていただきました.一人ひとりにこの文章内でお礼を申し上げることはできませんが,皆さんのご支援とご厚意が私の心に忘れられない思い出を残してくれました.最後に,皆さまのご多幸をお祈りするとともに,近い将来またお会いできることを楽しみにしています!

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